20201年夏の高校野球大阪府大会は大阪桐蔭高校が優勝を決めました。
昨年の独自大会では準々決勝で敗退した大阪桐蔭。今年の地区大会は準々決勝以降苦しい試合が続きましたが、王者の底力を見せました。
甲子園ではセンバツ優勝3回、選手権優勝5回の実績のある大阪桐蔭。今大会も優勝候補の一校として注目を浴びています。
大阪桐蔭基本情報
監督 | 西谷浩一 |
甲子園(夏) | 11回目(優5回) |
地区予選出場校 | 167校 |
大阪桐蔭2021地区予選メンバー
夏の地区予選のメンバーはこちらです。
背番号 | 名前 | 年 |
---|---|---|
1 | 松浦 慶斗 | 3 |
2 | 田近 介人 | 3 |
3 | 前田 健伸 | 3 |
4 | 繁永 晟 | 3 |
5 | 宮下 隼輔 | 3 |
6 | 藤原 夏暉 | 3 |
7 | 野間 翔一郎 | 3 |
8 | 池田 陵真 | 3 |
9 | 花田 旭 | 3 |
10 | 竹中 勇登 | 3 |
11 | 関戸 康介 | 3 |
12 | 松尾 汐恩 | 2 |
13 | 石川 雄大 | 3 |
14 | 小谷 太誠 | 3 |
15 | 川原 嗣貴 | 2 |
16 | 別所 孝亮 | 2 |
17 | 山下 来球 | 3 |
18 | 坂 玲哉 | 3 |
19 | 川井 泰志 | 2 |
20 | 中森 暁大 | 3 |
大阪桐蔭2021地区予選成績
決勝:興国 4-3
準決勝:関大北陽 12-10
準々決勝:金光大阪 5-3
5回戦:近大付 8-1
4回戦:城東工科 22-0
3回戦:大冠 10-0
2回戦:大阪学院大 9-1
大阪桐蔭2021高校打者成績
選手 | 打率 | 打数 | 安打 | HR | 打点 | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|
池田 | .654 | 26 | 17 | 2 | 14 | 1 |
花田 | .556 | 27 | 15 | 0 | 10 | 5 |
繁永 | .448 | 29 | 13 | 0 | 3 | 4 |
松尾 | .429 | 28 | 12 | 0 | 5 | 3 |
野間 | .435 | 23 | 10 | 1 | 14 | 1 |
藤原 | .320 | 25 | 8 | 0 | 4 | 2 |
前田 | .400 | 15 | 6 | 0 | 5 | 1 |
川原 | 1.000 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 |
宮下 | .167 | 12 | 2 | 0 | 6 | 0 |
石川 | .125 | 8 | 1 | 0 | 2 | 1 |
竹中 | .200 | 5 | 1 | 0 | 2 | 0 |
川井 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
別所 | .000 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
松浦 | .000 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 |
田近 | .000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
山本 | .000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
坂 | .000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
山下 | .000 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
中森 | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
合計 | .405 | 215 | 87 | 3 | 66 | 18 |
大阪桐蔭2021投手成績
選手 | 防御率 | 回 | 三振 | 被安 | 四死 |
---|---|---|---|---|---|
松浦 | 1.57 | 23.0 | 20 | 17 | 4 |
竹中 | 2.84 | 19.0 | 12 | 12 | 11 |
川原 | 3.86 | 7.0 | 4 | 10 | 3 |
別所 | 1.80 | 5.0 | 8 | 5 | 2 |
川井 | 0.00 | 2.0 | 4 | 1 | 1 |
合計 | 2.25 | 56.0 | 48 | 45 | 21 |
大阪桐蔭注目選手
野手の注目選手は3年生で主将の池田陵真選手。
地区予選では3番打者としてチームに貢献。打率.654、2HR、14打点と驚異的な成績を残しました。
素晴らしい成績を残した池田選手ですが、この地区大会ではチームが窮地に追い込まれた場面での活躍が目立ちました。
準決勝の関大北陽戦は1点を追う9回に起死回生となる同点ホームラン、決勝の興国戦では同点に追いつかれた直後の9回裏にサヨナラタイムリーを放つなどここ一番での勝負強いバッティングでチームを優勝に導きました。
4番を打つ花田旭選手は打率.556、10打点とチームの主軸として勝負強いバッティングを見せました。
また、野間翔一郎選手はチームトップタイ14打点を記録。打線では下位を打つ野間選手ですが、クラッチヒッターぶりを発揮しました。
投手の注目選手は3年生のエース松浦慶斗投手。
松浦投手は最速150キロのストレートに切れ味鋭い変化球を放ちこの世代No1サウスポーと評価されています。
準決勝関大北陽戦ではリリーフとして7回4失点(1自責点)、興国との決勝戦では9回3失点(2自責点)のピッチングでした。
どちらの試合も最終回に失点をするなど苦しいピッチングでしたがリードを守り抜き、名門校のエースとして役割を全うしました。
また、もう一人のドラフト候補右腕関戸康介投手は地区大会では登板なし。
最速154キロのストレートを放つ関戸投手は、この春のセンバツで1回1/3を3失点とほろ苦い登板でした。この夏は登板があるのか注目です。