高校野球で大阪といえば全国屈指の激戦区ですが、その中でも突出しているのが大阪桐蔭と履正社。
今回は2001年以降における大阪桐蔭と履正社の直接対決の成績を振り返っていきます。
大阪桐蔭と履正社の基本情報
まずは大阪桐蔭と履正社の基本情報です。
大阪桐蔭について
大阪桐蔭
- 監督:西谷 浩一
- 甲子園出場回数:夏10回、春12回
- 甲子園優勝回数:夏5回、春3回
大阪桐蔭の監督は西谷浩一。
西谷監督は1998年より大阪桐蔭の監督に就任。
就任から10年ほどは甲子園に出場してもなかなか優勝ができませんでしたが、2008年に浅村選手を中心とした強力打線で自身初初優勝を決めました。
その後は全国屈指の強豪校として10年間で甲子園優勝6回と驚異的な成績を残しています。
現在の高校野球界で最強の高校ですね。
履正社について
履正社
- 監督:岡田 龍生
- 甲子園出場回数:夏4回、春12回
- 甲子園優勝回数:夏1回、(準優勝 春2回)
履正社の監督は岡田龍生。
岡田監督は1986年より履正社の監督に就任。
就任当時の履正社は弱小校で部員すら集まらない状態でしたが、徐々に戦力が整っていき1997年夏に甲子園初出場。
初出場後は激戦区大阪をなかなか勝ち上がることができませんでしたが、2006年センバツ初出場を決めます。
2008年以降は安定した強さで大阪桐蔭に次ぐ甲子園出場10回、夏優勝1回、春準優勝2回を記録しています。
大阪桐蔭vs履正社 通算成績
ここからは大阪桐蔭と履正社の通算成績を見ていきます。
2001年以降両者の直接対決はこちら。
大阪桐蔭22勝-履正社9勝
(2021年5月現在)
大阪桐蔭が勝率.710と履正社を圧倒しています。
流石、甲子園で優勝8度しているだけありますね。
履正社からすると大阪桐蔭の壁を破るのはなかなか大変です。
両者は決勝で戦った回数14回(センバツ込)、準決勝11回と甲子園が掛かったトーナメントの最後にぶつかることが多いです。
また、夏の府大会では11度の対決がありますが、大阪桐蔭が10勝1敗と驚異的な成績を残しています。
大阪桐蔭の夏唯一の敗北は2020年ですが、この大会はコロナにより甲子園が中止となったため、甲子園を賭けた夏の大会は全て大阪桐蔭が制しています。
夏だけを見ると大阪桐蔭の強さが目立ちますが、秋の大会では大阪桐蔭6勝-履正社4勝、春の大会では大阪桐蔭4勝-履正社4勝と互角の戦いをしています。
履正社としては夏の大阪桐蔭をどう倒すかが課題ですね。
大阪桐蔭vs履正社 直接対決 スコア一覧
2001年以降に両者が対決したときのスコアがこちらです。
年 | 回戦 | スコア |
---|---|---|
2005夏 | 準決勝 | 大阪桐蔭11-3履正社 |
2006春 | 決勝 | 履正社9-2大阪桐蔭 |
2006夏 | 4回戦 | 大阪桐蔭3-2履正社 |
2007夏 | 5回戦 | 大阪桐蔭7-0履正社 |
2008春 | 決勝 | 大阪桐蔭5-0履正社 |
2008夏 | 決勝 | 大阪桐蔭2-0履正社 |
2008秋 | 4回戦 | 大阪桐蔭7-1履正社 |
2010春 | 準々決勝 | 履正社3-0大阪桐蔭 |
2010秋 | 決勝 | 大阪桐蔭6-4履正社 |
2011夏 | 準決勝 | 大阪桐蔭5-1履正社 |
2012春 | 準決勝 | 大阪桐蔭5-4履正社 |
2012夏 | 決勝 | 大阪桐蔭10-8履正社 |
2012秋 | 決勝 | 履正社3-1大阪桐蔭 |
2013春 | 準決勝 | 履正社9-5大阪桐蔭 |
2013夏 | 決勝 | 大阪桐蔭5-1履正社 |
2013秋 | 4回戦 | 履正社13-1大阪桐蔭 |
2014春 | 決勝 | 大阪桐蔭8-5履正社 |
2014夏 | 準決勝 | 大阪桐蔭6-2履正社 |
2015春 | 準決勝 | 大阪桐蔭10-4履正社 |
2015夏 | 2回戦 | 大阪桐蔭5-1履正社 |
2015秋 | 準決勝 | 大阪桐蔭2-1履正社 |
2016春 | 決勝 | 履正社6-1大阪桐蔭 |
2016秋 | 決勝 | 履正社7-4大阪桐蔭 |
2017選 | 決勝 | 大阪桐蔭8-3履正社 |
2017夏 | 準決勝 | 大阪桐蔭8-4履正社 |
2017秋 | 決勝 | 大阪桐蔭9-2履正社 |
2018夏 | 準決勝 | 大阪桐蔭6-4履正社 |
2018秋 | 決勝 | 履正社5-2大阪桐蔭 |
2019秋 | 決勝 | 大阪桐蔭9-6履正社 |
2020夏 | 準決勝 | 履正社9-3大阪桐蔭 |
2020秋 | 準決勝 | 大阪桐蔭8-3履正社 |