早慶戦 直近10年の成績まとめ 2017春〜2026秋

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早慶戦 直近10年の成績まとめ|勝ち越しは早大10、慶大9 2017年春〜2026年秋の全試合結果と優勝校

東京六大学野球の秋季リーグは11月7日と8日に最終週の早慶戦が行われ、早大が6-1、4-2で慶大に連勝した。2季連続の優勝を目指していた慶大は勝ち点を落とし、試合のなかった明大の2季ぶり45度目の優勝が決まった。今季限りで退任する早大の小宮山悟監督にとっては、これが最後の早慶戦だった。この記事では、2026年秋の早慶戦を振り返ったうえで、2017年春から2026年秋までの直近10年、20季の早慶戦の結果を一覧にし、通算成績や優勝との関係を整理する。

2026年秋の早慶戦:早大が連勝、慶大は2季連続優勝を逃す

早慶戦を前に、優勝の可能性は慶大と明大に絞られていた。慶大は早大から勝ち点を挙げれば、明大との優勝決定戦に進むことができた。逆に勝ち点を落とせば、その時点で明大の優勝が決まる状況だった。

1回戦(11月7日):早大6-1慶大

早大は1回、1番の阿部葉太(1年=横浜)が慶大先発の広池浩成から先頭打者本塁打を放った。阿部にとってはリーグ戦初本塁打だった。8回には4番の寺尾拳聖(4年=佐久長聖)が2ランを放ち、9回には石松悠太(1年=鳥栖)がリーグ戦初安打となるソロ本塁打を加えた。本塁打攻勢で慶大を退け、先勝した。

2回戦(11月8日):早大4-2慶大

慶大は1回、中塚遥翔(3年=智弁和歌山)の適時打で先制した。早大はその裏、寺尾の適時二塁打ですぐに追いつく。試合が動いたのは6回で、早大は2死満塁から岡西佑弥(4年=智弁和歌山)が走者一掃の3点適時二塁打を放ち、勝ち越した。投げては1年生左腕の中村心大が先発し、安田虎汰郎(3年=日大三)、5回からは主将の香西一希(4年=九州国際大付)とつないだ。香西は8回に中塚にソロを浴びたものの、最後まで投げ切った。

慶大は春の優勝の原動力で、ソフトバンクから3位指名を受けたエースの渡辺和大(4年=高松商)が、肩の不調で2試合ともベンチを外れた。連敗で7勝5敗となった慶大は、同じ7勝5敗の法大、早大と並ぶ2位タイで全日程を終えた。

早慶戦 直近10年(20季)の全試合結果

2017年春から2026年秋までの20季の早慶戦の結果は次のとおりだ。スコアは勝ったチームを先に書き、「早」は早大、「慶」は慶大の勝利、「△」は引き分けを表す。「早大」「慶大」の列は、その季のリーグ戦の最終順位だ。

季1回戦2回戦3回戦勝ち越し優勝早大慶大
2017春慶 8-5早 12-6慶 4-3慶大立大4位2位
2017秋慶 2-1慶 7-2慶大慶大5位1位
2018春慶 3-1早 9-0早 1-0早大慶大3位1位
2018秋慶 3-1早 6-5早 5-4早大法大2位3位
2019春早 3-2慶 5-1慶 2-0慶大明大3位2位
2019秋慶 7-1早 6-4早 4-3早大慶大3位1位
2020春慶 5-3慶大(1試合のみ)法大3位2位
2020秋早 3-1早 3-2早大早大1位2位
2021春慶 3-2早 4-2なし(1勝1敗)慶大5位1位
2021秋早 5-3△ 3-3早大慶大2位1位
2022春慶 7-2慶 5-3慶大明大5位2位
2022秋早 5-4早 9-6早大明大2位3位
2023春早 5-3慶 15-1慶 1-0慶大明大4位3位
2023秋早 3-2慶 4-0慶 5-3慶大慶大3位1位
2024春早 8-1早 12-2早大早大1位3位
2024秋慶 9-1慶 2-1慶大早大1位5位
2025春早 11-2早 6-5早大早大1位5位
2025秋早 5-3早 3-0早大明大2位5位
2026春慶 8-1早 5-4慶 3-0慶大慶大5位1位
2026秋早 6-1早 4-2早大明大2位2位

2020年は新型コロナウイルスの影響で、春季リーグ戦が8月に各校1試合ずつの総当たりで行われた。2020年秋と2021年の春、秋は、各カード2試合のポイント制で行われている。この3季は、勝ち越した方を「勝ち越し」の列に記した。

10年間の通算成績:勝ち越しは早大10、慶大9 総得点は178点で並ぶ

項目早大慶大
カードの勝ち越し109
試合の勝敗25勝21敗1分21勝25敗1分
総得点178178
この10年のリーグ優勝4回7回

20季のうち、早大がカードを勝ち越したのは10季、慶大は9季で、2021年春は1勝1敗だった。試合の勝敗では、早大が47試合で25勝21敗1分と、わずかに勝ち越している。総得点はどちらも178点で、10年間の得点はまったく同じだった。

1点差の試合は15試合、早大が10勝5敗

47試合のうち、1点差で決着した試合は15試合あった。そのうち早大が10勝、慶大が5勝と、接戦では早大が強さを見せている。一方、最も点差が開いたのは2023年春の2回戦で、慶大が15-1で大勝した。

直近3年は早大が9勝4敗

2017年から2021年までの10季は、早大の12勝11敗1分とほぼ互角だった。2022年以降の10季は早大の13勝10敗で、特に2024年春からの6季は早大が9勝4敗と勝ち越している。この間に早大は2024年春から3季連続で優勝した。ただ、2024年秋は慶大が連勝し、2026年春も慶大が2勝1敗で勝ち越している。

早慶戦と優勝の関係

この10年間で、慶大は7回、早大は4回リーグ優勝している。早慶戦を勝ち越したチームが同じ季に優勝したのは、2017年秋の慶大、2020年秋の早大、2023年秋の慶大、2024年春の早大、2025年春の早大、2026年春の慶大の6季だ。

一方、早慶戦に敗れながら優勝した季もある。慶大は2018年春と2019年秋に早大から勝ち点を落としたが、優勝した。2021年秋は早大が1勝1分で勝ち越したものの、ポイントで並んだ慶大が勝率で上回り、優勝している。2024年秋は早大が連敗して明大と勝ち点、勝率で並んだが、11月12日の優勝決定戦で明大を4-0で破り、優勝している。

今季のように、早慶戦の結果で他校の優勝が決まることもある。2026年秋は慶大が勝ち点を落としたことで、試合のなかった明大の優勝が決まった。最終週に組まれる早慶戦は、両校の対戦成績だけでなく、リーグ全体の優勝争いを左右する一戦になっている。

小宮山悟監督の早慶戦:20勝15敗1分で退任

小宮山監督は2019年1月に早大の監督に就任した。2020年秋に初めて優勝し、2024年春から2025年春にかけては3連覇を達成するなど、在任中に4度のリーグ優勝を果たしている。最後の早慶戦に連勝し、監督通算は102勝69敗13分となった。早大史上最多勝利監督の故・石井連蔵氏が、監督2期目に挙げた101勝を上回った。

就任した2019年春から2026年秋までの16季で、早慶戦の成績は20勝15敗1分だった。試合後は「早稲田の野郎!というライバル関係が続くように」と話している。来季からは新しい監督のもとで、早慶戦の歴史が続いていく。

まとめ

  • 2026年秋の早慶戦は早大が6-1、4-2で連勝した。慶大は2季連続の優勝を逃し、明大の2季ぶり45度目の優勝が決まった。
  • 直近10年、20季の早慶戦で、カードを勝ち越したのは早大が10季、慶大が9季。試合は早大の25勝21敗1分で、総得点は両校とも178点だった。
  • 1点差の試合は15試合あり、早大が10勝5敗。最大の点差は2023年春2回戦の慶大15-1。
  • この10年のリーグ優勝は慶大7回、早大4回。早慶戦を勝ち越したチームがその季に優勝したのは6季あった。
  • 今季限りで退任する小宮山悟監督の早慶戦は20勝15敗1分。監督通算は102勝69敗13分。

出典

・東京六大学野球連盟 公式サイト(各季の試合日程&結果・勝敗表)
・早大が慶大に先勝!苦しんだルーキー阿部葉太がリーグ初本塁打|日刊スポーツ
・慶大が早大にまさかの2連敗 2季連続優勝逃す|日刊スポーツ
・早大・小宮山悟監督が有終の美 早慶戦2連勝で監督通算102勝目|日刊スポーツ
・早大・小宮山悟監督のラストゲームを勝利で飾る 岡西佑弥の3点適時打で慶大に連勝|サンケイスポーツ
・早大が慶大に2連勝 明大が2季ぶりV|デイリースポーツ
・明大45度目のリーグV 早大は連勝で小宮山監督も笑顔|スポニチアネックス
・東京六大学野球秋季リーグ戦 優勝決定戦(2024年11月12日)|早稲田大学 競技スポーツセンター
・今季で退任の早大・小宮山監督が早慶戦連勝で有終の美|スポニチアネックス

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