今回は先週から開始されたプロ野球練習試合を振り返りたいと思います。
練習試合は6/2(火)より12球団一斉に開始されました。
今回の練習試合は東日本で8チーム、西日本で4チームに分かれて行いました。
練習試合は公式戦とは違うため、ホームチームが先行で試合を開始することがあったり、後攻のチームがリードした状態で9回の裏の攻撃を行うなど普段の試合では見ることができない場面が何度も見られました。
この練習試合期間中は巨人の坂本選手と大城選手がコロナウイルス感染という衝撃的なニュースもありましたが、各チーム試合を開催することができました。
この現在までの練習試合の成績表はこちらです。
阪神が5勝で首位となっています。
新助っ人のボーア選手が3試合連発など打撃面で大きな貢献をしていました。
シーズンが開幕してもこの調子で打てるのか要注目ですね。
そしてこの6日間の野手の個人成績を調べてみました。
まずは、安打数上位20位です。
1位はソフトバンクの上林選手でした。
去年は打率1割台と不振の上林選手でしたが、この練習試合では好調をキープしています。
選手層の厚いソフトバンクなので、今週も頑張ってアピールしてほしいですね。
また、同じくソフトバンクで栗原選手が安打数8、打率.471と猛アピールしています。
栗原選手は高卒6年目で今年24歳の若手選手。
昨シーズンは二軍で打率.323、本塁打9と結果を残しているだけに、今年は一軍での活躍が期待できます。
次に2本以上本塁打を放っている打者をまとめてみました。
上位は外国人選手が独占しています。
1位は4本放っている西武新外国人スパンジェンバーグ選手と広島メヒア選手です。
スパンジェンバーグ選手はMLBでは自己最多HRが13本で、売りは内外野を守れるユーティリティープレーヤーでしたが、日本ではホームランバッタータイプに変貌するかもしれませんね。
また、日本人選手ではロッテの佐藤都志也選手がホームラン3発を放っています。
6/5の楽天戦では1試合に2本のホームランを放ちました。
佐藤選手は東洋大からドラフト2位で入団したルーキーです。
佐藤選手は強肩が売りの選手で、大学ではキャッチャーや外野を守っていました。
ロッテではどちらのポジションかは分かりませんが、この打力であれば開幕スタメンの可能性も高そうです。
例年開幕直後は打者が投手の球に目が慣れていない為、投手がよく抑えているイメージでしたが、この練習試合では各チームホームランを量産しています。
今年は打高投低のシーズンかもしれませんね。
今週の練習試合も引き続き注目していきましょう。