今回はセ・リーグの2020年のベストナインを予想します。
目次
投手 ベストナイン候補
投手候補
◎菅野 智之 1.97 14勝2敗 137.1回 131奪三振 3完投 3完封
◎大野 雄大 1.82 11勝6敗 148.2回 148奪三振 10完投 6完封
△西 勇輝 2.26 11勝5敗 147.2回 115奪三振 4完投 2完封
ピッチャーは開幕13連勝を挙げた巨人の菅野投手と10完投6完封の中日大野投手の二人が有力候補。
勝利数は菅野投手が上回っていますが、防御率、投球回、奪三振、完投数は大野投手が上回っています。
ベストナインは優勝チームから選ばれやすいことを考えると菅野投手の方が選ばれると予想します。
その代わり沢村賞は大野投手が選ばれそうですね。
捕手 ベストナイン候補
捕手候補
○大城 卓三 93試合 .270 9HR 41打点 OPS.751
○梅野 隆太郎 98試合 .262 7HR 29打点 OPS.723
△會澤 翼 79試合 .266 7HR 36打点 OPS.774
捕手は規定到達者がゼロ。突出した成績を残した選手もいないので、誰が選ばれてもおかしくなさそうです。
候補に挙げた3選手の成績はどれも似た成績なのでなかなか決めてが無いですが、やはり優勝した巨人の大城選手が一歩リードというイメージでしょうか。
一塁手 ベストナイン候補
一塁手候補
◎村上 宗隆 120試合 .307 28HR 86打点 OPS1.012
△ビシエド 109試合 .267 17HR 82打点 OPS.776
△中島 宏之 100試合 .297 7HR 29打点 OPS.788
ファーストはヤクルト村上選手が最有力候補。
昨シーズンは高卒2年目にして36HRを放ちましたが、打率.231とミート力が課題となっていました。
しかし、今シーズンは確実性を高め、開幕から3割を下回らない安定ぶり。
打率.307はリーグ5位、本塁打、打点はリーグ2位、そしてOPSはリーグ1位とリーグ屈指の成績を残しました。
来年は最年少での三冠王にも期待ですね。
二塁手 ベストナイン候補
二塁手候補
○菊池 涼介 106試合 .271 10HR 41打点 OPS.757
○吉川 尚輝 112試合 .274 8HR 32打点 OPS.734
○ソト 114試合 .252 25HR 78打点 OPS.793
セカンドの候補はこの3人。打撃成績で評価されるベストナインですが、菊池選手はシーズンノーエラーのインパクトが強く、打撃成績も他の選手と比べ見劣りしないので可能性は高そうです。
続く候補が優勝した巨人の吉川選手。吉川選手といえばポテンシャルは高いですが、怪我が多い選手の為、シーズンを完走したことがありませんでした。しかし、今年は離脱も無く自身初の規定到達。目立った打撃成績ではありませんが対抗馬の選手も似た成績なので優勝チームの点からも選ばれる可能性は高そうです。
続く候補がDeNAのソト選手。2年連続HR王のソト選手でしたが、今年は25HRと例年に比べホームラン数が伸びませんでした。しかし、セカンドで25HRは断トツなので長打の点でみれば選ばれてもおかしくないですね。しかし、ソト選手はセカンドだけでなくファーストやライトでの出場も多かったため、セカンドとしての印象が低くいのが気になるところです。
三塁手 ベストナイン候補
三塁手候補
◎岡本 和真 118試合 .275 31HR 97打点 OPS.907
○大山 悠輔 116試合 .288 28HR 85打点 OPS.918
△宮﨑 敏郎 113試合 .301 14HR 53打点 OPS.805
サードはどの選手も素晴らしい成績でした。その中でもやはり最有力は巨人の4番岡本選手。2年連続で30HR超を放っていた岡本選手ですが、試合数が短縮された今シーズンも見事に30HRをクリア。本塁打王、打点王を獲得したことからもベストナインはほぼ確実でしょう。
続く候補は阪神の大山選手。今シーズンは打率、本塁打、打点とキャリアハイの成績を残しました。特に本塁打はシーズン終盤まで岡本選手とトップを争い、打点もリーグ3位とセ・リーグを代表する選手へと成長しました。
サードは岡本選手、大山選手が抜けていますが、他の選手ではDeNAの宮崎選手、中日の高橋選手が打率3割越えと他のポジションであればベストナインをとれる成績でした。
遊撃手 ベストナイン候補
遊撃手候補
◎坂本 勇人 115試合 .289 19HR 65打点 OPS.879
△京田 陽太 120試合 .247 5HR 29打点 OPS.647
△田中 広輔 112試合 .251 8HR 39打点 OPS.721
ショートの大本命は巨人の坂本選手。今シーズンは開幕直前にコロナ感染しましたが、離脱した期間も無く一年間巨人のショートを守り抜きました。
坂本選手は打率、本塁打、打点全てセ・リーグのショートで断トツの成績を残しており、他の選手が選ばれる可能性低そうです。
また、今年は2000安打を達成したインパクトも有利に働きそうです。
外野手 ベストナイン候補
外野手候補
◎佐野 恵太 106試合 .328 20HR 69打点 OPS.927
○梶谷 隆幸 109試合 .323 19HR 53打点 OPS.913 14盗塁
○鈴木 誠也 118試合 .300 25HR 75f打点 OPS.953
○丸 佳浩 120試合 .284 27HR 77打点 OPS.928
○青木 宣親 107試合 .317 18HR 39打点 OPS.981
△大島 洋平 118試合 .316 1HR 30打点 OPS.763 16盗塁
△近本 光司 120試合 .293 9HR 45打点 OPS.759 31盗塁
外野手の候補は7人を選出しました。一人目はセ・リーグ首位打者のDeNA佐野選手。昨シーズンまでレギュラーではない佐野選手でしたが、今シーズンは開幕から4番に固定。シーズン終盤まで不調に陥ることなく常に3割をキープし見事に首位打者を獲得しました。またホームラン20本と長打力も兼ね備えており、外野手のベストナイン最有力だと思われます。
残りの候補では一時佐野選手を抜き首位打者に躍り出たDeNAの梶谷選手や5年連続3割25HRを放った広島鈴木選手、巨人の3番丸選手、外野のOPSトップのヤクルト青木選手などどの選手もハイレベルの成績を残しており誰が選ばれてもおかしくなさそうです。
2020ベストナイン候補 まとめ
ポジション別でみるとピッチャー、キャッチャー、セカンド、外野は飛びぬけた選手がいないので誰が選ばれるのかわかりませんね。
今回予想したベストナイン一覧をまとめるとこのようになります。
予想一覧
(投)巨 菅野 智之 1.97 14勝2敗 137.1回 131奪三振 3完投 3完封
(捕)巨 大城 卓三 93試合 .270 9HR 41打点 OPS.751
(一)ヤ 村上 宗隆 120試合 .307 28HR 86打点 OPS1.012
(二)広 菊池 涼介 106試合 .271 10HR 41打点 OPS.757
(三)巨 岡本 和真 118試合 .275 31HR 97打点 OPS.907
(遊)巨 坂本 勇人 115試合 .289 19HR 65打点 OPS.879
(外)De 佐野 恵太 106試合 .328 20HR 69打点 OPS.927
(外)De 梶谷 隆幸 109試合 .323 19HR 53打点 OPS.913 14盗塁
(外)広 鈴木 誠也 118試合 .300 25HR 75f打点 OPS.953
ベストナイン受賞者を表彰するNPBアワードは12/17(木)に行われる予定です。
発表が待ち遠しいですね。
パ・リーグのベストナインも予想したので、きになる方はぜひ見ていただければと思います。
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パ・リーグ 2020年のベストナインを予想!
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