2026年のドラフト会議は10月22日(木)に行われる。大学生の外野手として上位候補に挙がるのが、明治大学の榊原七斗だ。報徳学園高校出身で、走攻守の3拍子がそろった選手として評価されている。この記事では、大学での打撃と守備、理想とする選手像、そしてプロで外野のレギュラーを狙うための課題を整理する。
プロフィール
榊原七斗は173cm・79kgの左投左打の外野手。兵庫県の報徳学園高校から明治大学に進み、今年は最終学年としてチームの中心を担っている。
173cmという体格は外野手としては平均的だが、体の強さと俊敏さで走攻守を支えるタイプだ。大学では長く主力として出場してきたことで、リーグのレベルの高い投手との対戦経験も豊富になっている。
大学での成績
2025年秋のリーグ戦では、打率.390、3本塁打、10打点を記録し、チームの5季ぶりの優勝を支えたと報じられている。上位打線の一角として、打撃で勝負どころを作れる選手であることを示した。
今春は大学通算10号となる本塁打を放ち、今季の1号も記録した。長打を打てる力は、外野手としての打撃評価を支える大きな材料になっている。
走攻守の3拍子
報道では、走攻守の3拍子がそろった逸材と評されている。打撃では、長打と打率の両方を狙える打者として期待される。足と守備の評価も高く、外野手として総合力で勝負するタイプだ。
特に守備は、シートノックでの動きが注目されている。外野の守備は、打球への一歩目と送球の精度がプロでの評価を左右するため、その点で高い評価を受けていることは大きな強みになる。
3拍子がそろった外野手は、どれか一つが突出していなくても、チームの戦力として重宝される。プロでは一つの武器が突出した選手が生き残るケースも多いため、榊原がどの能力を前面に出すかが、プロでの役割を決めるだろう。
2026年7月に行われたワールドカレッジベースボールチャンピオンシップでは、大学日本代表の一員として初代王者に貢献した。国際大会の舞台で結果を残したことも、評価を高める材料になった。
理想とする選手
榊原が理想とするのは、阪神の近本光司だ。本人は「自分の走攻守で貢献するというプレースタイルがかぶるところが多い」とコメントしている。チームの1番打者として出塁し、走塁と守備で流れを作る役割を目指している。
近本は、足と守備で一軍のレギュラーをつかんだ代表的な選手だ。榊原がその役割を目指すなら、出塁率を高め、走塁で得点につなげる打撃の質が求められる。
評価のポイント
プロで求められるのは、一軍の投手の変化球に対応できる打撃と、外野守備での安定感だ。足を生かした走塁の質も含めて、どの位置で起用されるかによって評価が変わるだろう。
左投手として、左打者の対策が必要になる点も確認したい。左打者は、外野手として守備位置や打球判断に影響するため、プロでは左投手と左打者の両方への対応力が問われる。
プロでの起用イメージ
入団直後は、外野の守備固めや代走での起用が考えられる。足と守備を武器にすれば、早い時期から一軍のベンチでの出番を得られる可能性がある。
レギュラーを狙うためには、打撃の確実性を高め、打率と出塁率を安定させることが必要になる。そのための課題をどこまで克服できるかが、プロでの評価を左右する。
ドラフト当日の注目点
榊原の指名は、外野手の補強を狙う球団にとって上位候補になる。走攻守の総合力を評価する球団が多ければ、競合になるかもしれない。
ドラフト後は、榊原が理想とする近本のような役割を球団がどう描いているのかが注目される。その構想が示されれば、プロでの起用イメージがより具体的になるだろう。
まとめ
榊原七斗は、走攻守の3拍子を備えた外野手として、大学の上位候補に挙げられている。明治大学での打撃実績と守備の評価を背景に、10月22日の指名に注目したい。プロでは守備と走塁を武器に、一軍の戦力として早い時期から出番を得られるかが焦点になる。
出典
・今秋ドラフト上位候補、明大・榊原 阪神・近本目指す|デイリースポーツ
・ドラフト上位候補の明大・榊原 大学通算10号|デイリースポーツ
・明大から4年連続ドラ1誕生へ!来秋ドラフト上位候補の榊原が宣言|デイリースポーツ
・榊原七斗|ベースボールチャンネル