2020 ヤクルト

【2020】ヤクルトスワローズ 二軍 個人成績まとめ!

今回はヤクルトスワローズの2020年二軍での成績を調べてみました。

今シーズンの一軍は開幕までの一か月、好調をキープ。

7/12には単独首位にも立ちましたが、その後はなかなか勝つことができず2年連続の最下位でシーズンを終えました。

一軍のチーム打率.242、防御率4.61はどちらもリーグ最下位。

投打ともにレベルの底上げが急務となっています。

来シーズンはどの選手が一軍で活躍しそうなのか二軍のデータから予想していきたいと思います。

 

2020イースタンリーグ順位表

2020年はコロナの影響により二軍での試合数が例年より40~50試合少なく、各チーム80試合弱となりました。

2020年のイースタンリーグ(二軍)の順位表はこちら。

球団 試合 勝率
楽天 79 42 28 9 .600 --
DeNA 76 42 32 2 .568 2
巨人 79 38 33 8 .535 4.5
ロッテ 70 34 31 5 .523 5.5
ヤクルト 79 32 38 9 .457 10
日本ハム 76 28 41 7 .406 13.5
西武 75 28 41 6 .406 13.5

ヤクルトはイースタンリーグ5位

首位楽天とは10ゲーム差の借金6で二軍でのシーズンを終えました。

ここからは野手・投手ごとの個人成績を見ていきます。

 

ヤクルト 二軍 打撃部門 個人成績

選手 試合 打数 安打 HR 打点 盗塁 打率 OPS
古賀 優大 39 127 48 3 12 0 .378 .877
雄平 34 113 36 1 12 3 .319 .786
松本 友 61 224 66 4 20 3 .295 .724
大村 孟 56 129 34 1 12 1 .264 .644
藤井 亮太 69 161 42 0 16 5 .261 .633
田代 将太郎 46 124 32 3 13 5 .258 .716
吉田 大成 45 117 29 2 12 1 .248 .697
太田 賢吾 65 224 55 3 22 2 .246 .689
中山 翔太 41 134 32 2 12 1 .239 .648
濱田 太貴 58 207 46 11 34 0 .222 .699
長岡 秀樹 71 237 52 2 26 1 .219 .585
武岡 龍世 72 238 52 2 14 3 .218 .591

※100打数以上対象

二軍でのチーム打率は.261でリーグ3位でした。一方で本塁打数43はリーグ最少でした。

今回は今後ブレイクが期待される若手選手二人をピックアップしました。

 

まず一人目は高卒四年目の古賀選手。

古賀選手は39試合に出場し打率.378、3HR、12打点、OPS.877。

試合数は少ないですが、3割7分を超えるハイアベレージを残しました。

一方、一軍では27試合に出場し、42打数2安打、打率.048と一軍の投手のレベルに苦しみました。

古賀選手のポジションはキャッチャー。

キャッチャーは打てる選手が少ないのでこの打撃がさらに磨かれればヤクルトの正捕手も狙えそうですね。

 

続いて二人目が高卒二年目の濱田選手。

濱田選手は二軍で58試合に出場し、打率.222、11本塁打、34打点の成績でした。

打率は低かったですが、11本塁打はトップと2本差のリーグ5位。昨シーズンは8本塁打だったので着実に成長していますね。

また、濱田選手は一軍でも33試合に出場し、プロ初本塁打を含め3本塁打を放ちました。

まだ20歳の濱田選手ですが、この年齢でホームランを打てるのは魅力的ですね。

長打が打てる濱田選手ですが、課題となるのがミート力。

一軍では100打数で三振が30個と確実性の欠けるバッティングでした。

来シーズンはこの三振を減らすことが一つ目標になりそうです。

 

ヤクルト 二軍 投手部門 個人成績

選手 S H HR whip
高橋 奎二 4 2 0 0 21 11 0 6 20 1.29 0.81
田川 賢吾 20 0 1 2 37 30 2 9 41 1.95 1.05
久保 拓眞 12 2 1 0 33.2 28 0 13 35 2.67 1.22
中尾 輝 21 0 1 1 23 16 2 10 26 2.74 1.17
イノーア 8 1 3 0 36 31 5 9 19 3.50 1.11
大西 広樹 14 3 3 0 53.2 61 4 14 34 3.52 1.40
クック 13 5 2 0 36.1 34 5 9 17 3.96 1.18
金久保 優斗 14 1 2 0 31.1 33 3 11 21 4.02 1.40
坂本 光士郎 28 0 2 2 30 34 4 20 28 4.50 1.80
山田 大樹 15 2 6 0 63.1 76 11 17 33 4.55 1.47
山中 浩史 8 0 3 0 28 29 7 8 10 4.82 1.32
鈴木 裕太 24 1 2 2 23.2 29 6 9 16 4.94 1.61
原 樹理 10 0 4 0 39 48 6 6 26 5.08 1.38
五十嵐 亮太 23 1 0 1 22.2 25 4 9 13 5.16 1.50
市川 悠太 12 0 4 0 28 30 5 9 22 5.46 1.39

※投球回20回以上対象

二軍でのチーム防御率は3.69でリーグ3位でした

今回は投手陣でも今後ブレイクが期待される若手選手二人をピックアップしました。

 

まず一人目は高卒2年目の高橋投手。

髙橋投手はヤクルトエース小川投手のように足を大きくあげるフォームが特徴のピッチャー。

左のライアンとも呼ばれています。

髙橋投手は4試合に登板。21回を投げ防御率1.29を記録しました。

昨シーズンは一軍で19試合に先発し、4勝をあげ今季は開幕投手候補の一人としても期待されていました。

しかし、開幕直前の練習試合で思うような結果が残せず開幕一軍を逃してしまいました。

二軍では登板数は少ないですが、防御率1.29にwhip0.81と完璧に抑え込みました。

今シーズンは開幕前から躓いてしまいましたが、来シーズンこそは開幕ローテーションに入り、一年間一軍でプレーしてほしいと思います。

 

続いて二人目が大卒二年目の久保投手。

久保投手はスリークォーターのサウスポー。

球速はありませんがストレートはキレがあり、スライダーが武器の投手です。

今シーズン二軍では12試合に登板。33.2回を投げ防御率2.67を記録しました。

昨シーズンも二軍では42試合に投げ防御率2.78を記録するなど二軍では安定した成績を残しています。

一方で一軍では2年連続で防御率5点台後半と苦しいピッチングが続いています。

今季のヤクルトは左の中継ぎで最も登板したのが長谷川投手ですが、防御率は5.82。

左を抑える絶対的なピッチャーがいないので、久保投手には左のワンポイントが任せられるようなピッチャーになるとヤクルトの浮上も見えてきそうです。

 

まとめ

今回はヤクルト二軍の個人成績を野手・投手ごとにみていきました。

イースタンでの順位は5位でしたが、チーム打率、チーム防御率はともに3位と二軍の中ではレベルの高い選手が揃っていました。

一軍は2年連続最下位と苦しんでいますが、この低迷期を打開するには若手選手のレベルアップにかかっていますね。

今年二軍で活躍した選手の中で誰が一軍でブレイクするのか要注目です。

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