2020 楽天

【2020】楽天イーグルス 二軍 個人成績まとめ!

2020年のファーム日本選手権を初制覇した楽天イーグルス

今回は楽天イーグルスの2020年二軍での成績を調べてみました。

2020イースタンリーグ順位表

2020年はコロナの影響によりファームでの試合数が例年より40~50試合少なく、各チーム80試合弱となりました。

2020年のイースタンリーグ(二軍)の順位表はこちら。

球団 試合 勝率
楽天 79 42 28 9 .600 --
DeNA 76 42 32 2 .568 2
巨人 79 38 33 8 .535 4.5
ロッテ 70 34 31 5 .523 5.5
ヤクルト 79 32 38 9 .457 10
日本ハム 76 28 41 7 .406 13.5
西武 75 28 41 6 .406 13.5

楽天は2位DeNAに2ゲーム差をつけて見事優勝を果たしました。これで楽天は2年連続のリーグ優勝

そして今年はウエスタンリーグの覇者ソフトバンクにも勝ち、二軍で球団史上初の日本一にも輝きました。

若手中心の二軍でこれだけ強いと将来の楽天が楽しみですね。

 

楽天 二軍 打撃部門 個人成績

選 手 試 合 打 数 安 打 H R 打 点 盗 塁 打 率 O P S
岩見 雅紀 52 168 56 7 29 0 .333 .873
耀飛 45 112 37 4 23 2 .330 .857
下水流 昂 34 105 34 2 23 1 .324 .855
黒川 史陽 57 219 65 6 31 1 .297 .755
村林 一輝 69 237 70 2 23 15 .295 .694
渡邊 佳明 41 147 43 0 8 1 .293 .740
山下 斐紹 63 207 59 6 26 0 .285 .783
フェルナンド 45 131 36 2 15 0 .275 .683
小郷 裕哉 39 139 36 1 10 16 .259 .728
和田 恋 67 229 55 12 35 0 .240 .769
堀内 謙伍 41 108 23 0 14 1 .213 .527

※100打数以上対象

チーム打率は.280でリーグトップ。3割2分超えが3選手、2割9分台が3選手と好成績を残した選手が多かったです。

その中でも打率トップは岩見選手。168打数で打率.333、7本塁打、29打点、OPS.873の成績でした。

岩見選手は1年目に一軍で24打数ノーヒット、2年目は一軍での出場もありませんでした。

しかし、3年目の今シーズンは二軍で好成績を残すと9月に一軍に昇格し、プロ初ヒット&プロ初本塁打を記録しました。

慶応大時代はリーグ通算21本塁打を放った岩見選手。来シーズンのブレイクに期待です。

 

若手選手では高卒1年目の黒川選手が打率.297、6HR打率はイースタンの規定到達者の中で6位と二軍の選手の中でも上位の成績でした。

一軍の内野陣は浅村選手、茂木選手、鈴木大地選手、小深田選手とトップクラスの選手が名を連ねているため、すぐにレギュラーになるのは難しいですが、将来は楽天を代表する選手に成長してほしいですね。

また高卒5年目の村林選手は打率.295、15盗塁の成績を残すと、ファーム日本選手権では決勝打を含む5打数4安打の活躍でMVPに輝きました。

バッティングだけでなく盗塁ができる選手なので、代走や守備固めなどから一軍での出場機会が増えていきそうです。

一方二軍でイマイチな成績ながら一軍で活躍したのが2年目の小郷選手。

二軍では打率.259でしたが、一軍では58試合に出場し、打率.295、4HR、OPS.843の好成績を残しました。

特に10月は25試合に出場し、65打数25安打3HR。打率.323、OPS.935と大活躍でした。

大卒ドラフト7位の入団でしたが、DeNA佐野選手のように下位入団からのシンデレラストーリーが見られるといいですね。

 

楽天 二軍 投手部門 個人成績

選手 S H HR B K whip
池田 駿 21 4 0 0 20.2 11 0 5 14 1.31 0.77
池田 隆英 21 1 1 0 32.2 22 2 8 26 1.65 0.92
瀧中 瞭太 9 2 1 0 47 26 1 18 40 1.72 0.94
石橋 良太 5 1 2 0 30.1 21 2 3 25 1.78 0.79
釜田 佳直 30 0 2 12 33.1 25 0 16 40 1.89 1.23
鈴木 翔天 21 0 0 3 22.2 19 1 9 28 1.99 1.24
辛島 航 6 3 3 0 34.1 29 2 10 26 2.36 1.14
岸 孝之 5 0 0 0 20 17 2 9 21 3.15 1.30
西口 直人 14 3 2 0 38.2 29 2 23 26 3.72 1.34
由規 15 1 0 0 21.1 20 2 12 16 4.22 1.50
渡邊 佑樹 22 2 2 0 57.1 66 5 42 44 4.55 1.88
藤平 尚真 10 1 0 0 31.1 41 3 21 31 5.17 1.98
王 彦程 10 2 4 0 38 40 7 16 22 5.21 1.47
髙田 萌生 10 4 1 0 49.1 59 6 34 43 5.66 1.89
福井 優也 7 0 2 0 25.2 31 1 10 8 6.31 1.60

※投球回20回以上対象

チーム防御率は3.53でリーグ2位。20イニング以上投げた投手の中で防御率1点台の選手が6人いました。

その中で防御率トップだったのが、サウスポーの池田駿投手。

開幕直後の6/25にウィーラー選手とのトレードより移籍してきた池田投手ですが、二軍では中継ぎとして21試合に登板し、4勝0敗、防御率1.32と完璧な投球でした。

一軍では21試合に登板し、防御率4.32。7/17の初登板で2回4失点と打ち込まれましたが、8月以降は20試合で防御率2.45と中継ぎとして結果を残しました。

今シーズン後半の投球を維持できれば左のワンポイントとしての期待できます。

 

先発投手ではルーキーの瀧中投手が二軍で9試合47回を投げ防御率1.72と結果を残しました。

二軍での好投が評価され9月に一軍に昇格すると、10月には4試合に先発。25.2回を投げ2勝0敗、防御率1.75と月間MVP級の活躍を見せました。

来シーズンは開幕ローテに入り、二桁勝利を目指してほしいですね。

一方二軍でもイマイチ結果を残せなかったのが、高田投手。

10試合に登板し、4勝1敗防御率5.66。チームトップタイの勝利数でしたが防御率が5点台後半と失点が目立ちました。

特にwhipは1.89とランナーを多く出すピッチングでした。150キロを超えるストレートが魅力の高田投手ですが、現状では被安打、与四球が多い為、球のキレ、コントロールの改善が今後の課題となりそうです。

 

まとめ

今回は楽天イーグルスの二軍での成績をみていきました。

2020年はファーム日本一に輝いたこともあり、投打ともに若手選手の活躍が目立ちました。

今年二軍で活躍した選手が来年一軍でブレイクするのか、楽しみですね。

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