今回は滋賀県における野球部強豪校をランキングにしてまとめてみました。
滋賀高校野球強豪校ランキング
2001年~2019年までの夏の滋賀県大会の成績を基準にランキングを作成しました。
このランキングは、優勝:4点、準優勝:2点、ベスト4:1点、ベスト8:0.5点でスコア化したものです。
滋賀強豪校ランキングトップ10
ランキングトップ10をまとめた表はこちらです。
No | 高校名 | 優勝 | 準優 | 4強 | 8強 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 近江 | 9 | 3 | 2 | 3 | 45.5 |
2 | 北大津 | 3 | 4 | 2 | 3 | 23.5 |
3 | 八幡商 | 2 | 0 | 5 | 4 | 15 |
3 | 彦根東 | 2 | 2 | 1 | 4 | 15 |
5 | 滋賀学園 | 1 | 1 | 5 | 3 | 12.5 |
6 | 光泉 | 1 | 2 | 3 | 2 | 12 |
7 | 比叡山 | 1 | 0 | 2 | 4 | 8 |
8 | 綾羽 | 0 | 2 | 1 | 5 | 7.5 |
9 | 近江兄弟社 | 0 | 1 | 3 | 2 | 6 |
10 | 水口 | 0 | 0 | 3 | 5 | 5.5 |
1位近江
優勝:9回、準優勝:3回、4強:2回、8強:3回
合計値:45.5
1位は近江。2001年以降の優勝回数は9回でした。約2年に1回のペースで優勝を決めています。
2001年夏の甲子園では勝利を積み重ね準決勝に進出。
準決勝松山商業戦では1点ビハインドの8回に逆転し決勝に進出。決勝では日大三高に敗れましたが同校ベストとなる準優勝を果たしました。
また、甲子園での名試合といえば2018年準々決勝。対戦相手はこの年旋風を巻き起こした秋田の金足農業でした。
1点リードの9回裏、連打と四球でノーアウト満塁と絶体絶命のピンチを作ってしまいます。
ここで金足農業は予想外となるスクイズを慣行。これがツーランスクイズとなり逆転サヨナラ負けで惜しくも敗れました。
主な卒業生
小熊凌祐、植田海、京山将弥、土田龍空
2位北大津
優勝:3回、準優勝:4回、4強:2回、8強:3回
合計値:23.5
2位は北大津。2001年以降の優勝回数は3回でした。
公立校ですが、県内では近江に次ぐ成績を残しています。
甲子園初出場となった2004年は東北高校に0-13と完敗。
しかし、2度目の出場となった2010年の甲子園では1回戦で常葉橘に11-4で大勝し夏の甲子園初勝利。
続く2戦目も前橋商業に9-3で勝利とこの年は破壊力のある打撃が甲子園で爆発しました。
主な卒業生
中西健太、石川駿
3位八幡商業
優勝:2回、準優勝:0回、4強:5回、8強:4回
合計値:15
3位は八幡商業。2001年以降の優勝回数は2回でした。
甲子園での名試合としても有名なのが2011年の帝京戦。
0-3と3点ビハインドの9回。1点を返しなおも満塁の場面で5番遠藤が起死回生となる逆転満塁ホームランを放ち見事に勝利しました。
この年以降甲子園には出られていませんが、もう一度甲子園でプレーが見たいチームの一つです。
主な卒業生
荒川昇治、西川純司、則本昂大
3位彦根東
優勝:2回、準優勝:2回、4強:1回、8強:4回
合計値:15
3位タイは彦根東。2001年以降の優勝回数は2回でした。
公立校の彦根東は偏差値68と県内屈指の進学校でありながら野球でも県内トップクラスの成績を残す文武両道の学校です。
学校創設が1876年と歴史のある学校ですが、夏の県大会初制覇は2013年と創設から137年の時を経て夏の甲子園出場を決めました。
選手権では初出場の2013年は花巻東に敗れましたが、2度目の出場となった2017年は波佐見と対戦し6-5で勝利。
1点ビハインドの9回に逆転サヨナラで勝利する劇的な試合でした。
甲子園では赤一色に染まったアルプスが印象的でした。
主な卒業生
中川隆
5位滋賀学園
優勝:1回、準優勝:1回、4強:5回、8強:3回
合計値:12.5
5位は滋賀学園。
2001年以降19年間でベスト8以上が10回と上位で安定した成績を残しています。
2006年に夏の県大会初の決勝に進出するも八幡商業に3-6で敗れ準優勝。
それから3年後の2009年に2度目の決勝に進出すると強敵近江相手に7-1と完勝し初優勝を決めました。
この年の選手権では智辯和歌山と対戦し0-2で敗れています。
夏の甲子園ではまだ勝利がありませんが、センバツでは2016年にベスト8と好成績を残しています。
主な卒業生
宮城滝太
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