今回は南北海道における野球部強豪校をランキングにしてまとめてみました。
南北海道高校野球強豪校ランキング
2001年~2019年までの夏の南北海道大会の成績を基準にランキングを作成しました。
このランキングは、優勝:4点、準優勝:2点、ベスト4:1点、ベスト8:0.5点でスコア化したものです。
南北海道強豪校ランキングトップ10
ランキングトップ10をまとめた表はこちらです。
No | 高校名 | 優勝 | 準優 | 4強 | 8強 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 駒大苫小牧 | 6 | 3 | 1 | 6 | 34 |
2 | 北照 | 4 | 3 | 3 | 3 | 26.5 |
3 | 北海 | 5 | 1 | 2 | 2 | 25 |
4 | 札幌第一 | 3 | 1 | 2 | 5 | 18.5 |
5 | 札幌日大 | 0 | 2 | 3 | 5 | 9.5 |
6 | 東海大四 | 1 | 0 | 4 | 1 | 8.5 |
6 | 北海道栄 | 0 | 2 | 1 | 7 | 8.5 |
8 | 函館大有斗 | 0 | 1 | 1 | 8 | 7 |
9 | 函館工 | 0 | 1 | 3 | 1 | 5.5 |
10 | 駒大岩見沢 | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 |
1位駒大苫小牧
優勝:6回、準優勝:3回、4強:1回、8強:6回
合計値:34
1位は駒大苫小牧。2001年以降の優勝回数は6回でした。
2003年に出場した甲子園では1回戦で倉敷工業と対戦。4回で8-0と大量リードをしていましたが、大雨によりノーゲームになると翌日の再試合で2-5で敗北。
2004年の甲子園では前年の悔しさをバネに日大三や横浜などの優勝候補を倒していき、決勝に進出。
決勝では済美との乱打戦を制し北海道勢初の優勝を果たしました。
翌年も甲子園に出場すると2年生エース田中などの活躍もあり2連覇を達成。
3連覇が掛かった2006年も決勝に進出しますが、早実との延長15回引き分け再試合で3-4と惜しくも敗れ準優勝となりました。
駒大苫小牧は2001年から2007年までの7年間で南北海道を6度制すなど敵なしの状態でしたが、その後夏の大会は1度も甲子園に出場できていません。
主な卒業生
田中将大、大累進、伊藤大海、若林楽人
2位北照
優勝:4回、準優勝:3回、4強:3回、8強:3回
合計値:26.5
2位は北照。2001年以降の優勝回数は4回でした。
2000年代は駒大苫小牧の全盛期でもあり、優勝が1回もありませんでしたが、2010年代は北海と並び最多タイとなる4回の優勝を果たしました。
道内ではトップクラスの成績を残していますが、夏の甲子園では全て初戦敗退と苦戦しています。
センバツでは2013年にベスト8に進出してるだけに今後選手権でも勝てるチャンスは十分にありそうです。
主な卒業生
米野智人、上村和裕、山田哲人、西田明央、斎藤綱人
3位北海
優勝:5回、準優勝:1回、4強:2回、8強:2回
合計値:25
3位は北海。2001年以降の優勝回数は5回と1位の駒大苫小牧に次ぐ回数でした。
駒大苫小牧が2006年に選手権で準優勝して以降、南北海道代表校は甲子園でなかなか勝てず、2回戦突破すらできない年が続いていました。
しかし、2016年は北海が南北海道代表になると、甲子園でも勝ち進み準優勝を果たしました。
この年は決勝を除く全試合で3失点以下とエース大西を中心に守備力の高いチームでした。
主な卒業生
若松勉、堀田一郎、鍵谷陽平、川越誠司、阪口晧亮
4位札幌第一
優勝:3回、準優勝:1回、4強:2回、8強:5回
合計値:18.5
4位は札幌第一。2001年以降の優勝は3回でした。
甲子園初出場となる2002年の選手権ではこの年準優勝の智辯和歌山相手に延長10回末惜しくも敗北。
2度目の出場となる2009年の選手権では鳥取城北に6対3で甲子園初勝利を果たしました。
主な卒業生
高梨利洋、渡部龍一
5位札幌日大
優勝:0回、準優勝:2回、4強:3回、8強:5回
合計値:13
5位は札幌日大。優勝はありませんが、安定した成績を残しています。
特に2010年代は準優勝2回、4強3回と北照、北海に次ぐ強さをみせています。
初の決勝に進出した2012年は札幌第一と対戦。6回終了時まで4-1とリードしていましたが、7回以降5失点し、5-6と1点差で惜しくも優勝を逃しました。
また、2度目の決勝進出となった2016年は甲子園でも準優勝した北海に敗北。
近年は道内でも上位の成績を残しているだけに近いうち甲子園出場が期待できそうです。
主な卒業生
黒滝将人、水野滉也、片岡奨人
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