今回は埼玉県における野球部強豪校をランキングにしてまとめてみました。
埼玉高校野球強豪校ランキング
2001年~2019年までの夏の県大会の成績を基準にランキングを作成しました。
このランキングは、優勝:4点、準優勝:2点、ベスト4:1点、ベスト8:0.5点でスコア化したものです。
埼玉強豪ランキングトップ10
ランキングトップ10をまとめた表はこちらです。
No | 高校名 | 優勝 | 準優 | 4強 | 8強 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 浦和学院 | 8 | 1 | 5 | 1 | 39.5 |
2 | 花咲徳栄 | 7 | 1 | 2 | 4 | 34 |
3 | 春日部共栄 | 2 | 2 | 6 | 4 | 20 |
4 | 聖望学園 | 2 | 2 | 4 | 2 | 17 |
5 | 本庄第一 | 2 | 1 | 2 | 3 | 13.5 |
6 | 埼玉栄 | 0 | 2 | 1 | 3 | 6.5 |
7 | 市立川越 | 0 | 1 | 0 | 6 | 5 |
8 | 上尾 | 0 | 2 | 0 | 1 | 4.5 |
9 | 春日部東 | 0 | 1 | 1 | 2 | 4 |
10 | 川越東 | 0 | 1 | 2 | 0 | 4 |
※2008年、2018年は記念大会より2校選出(北埼玉、南埼玉)
1位浦和学院
優勝:8回、準優勝:1回、4強:5回、8強:1回
合計値:39.5
1位は浦和学院。優勝回数は8回と2001年以降ほぼ2年に一度のペースで優勝を決めています。
決勝では取りこぼしがほとんどなく、9戦中8回と勝率.889と驚異的な成績を残しています。
この間夏の甲子園8度出場していますが、なかなか上位進出が無く、年間2勝が最多でした。
一方センバツでは2002年、2012年にベスト8、2015年にベスト4、2013年に優勝と夏に比べ好成績を残しています。
主な卒業生
鈴木健、清水隆行、木塚敦志、石井義人、大竹寛、小島和哉
2位花咲徳栄
優勝:7回、準優勝:1回、4強:2回、8強:4回
合計値:31.5
2位は花咲徳栄。優勝回数は7回と浦和学院に次ぐ成績でした。
今回のランキングでは2位ですが、直近の成績でみると他校を圧倒した成績を残しています。
特に2015年~2019年まで5連覇を果たしており、県内では敵なしの状態です。
埼玉の高校は長年夏の甲子園での優勝がありませんでしたが、2017年に埼玉県勢初となる優勝を決め、全国でも代表する強豪校へと成長しています。
また、近年はプロ入りする選手が増え、2016年から5年連続でドラフト指名が続いています。
主な卒業生
根元俊一、若月健矢、楠本泰史、愛斗、野村祐希
3位春日部共栄
優勝:2回、準優勝:2回、4強:6回、8強:4回
合計値:20
3位は春日部共栄。
夏の甲子園には2005年、2014年に出場しています。
優勝回数は浦和学院、花咲徳栄に比べ少ないですが、毎年安定した成績を残していて、ベスト8以上に進出した回数は14回と花咲徳栄に並ぶ回数でした。
主な卒業生
平塚克洋、城石憲之、土肥義弘、小林宏之
4位聖望学園
優勝:2回、準優勝:2回、4強:4回、8強:2回
合計値:17
4位は聖望学園。
夏の甲子園には2003年、2009年に出場。2009年はベスト8に進出しています。
また、2008年のセンバツで準優勝と全国でも上位クラスの成績を残しています。
聖望学園の有名な卒業生には2000本安打を達成した鳥谷敬選手がいます。
鳥谷選手はプロ入り後主にショートでプレーしていますが、高校時代はショートだけでなく投手としても甲子園のマウンドでプレーしています。
主な卒業生
門倉健、小野公誠、鳥谷敬
5位本庄第一
優勝:2回、準優勝:2回、4強:6回、8強:4回
合計値:13.5
5位は本庄第一。
2008年同校初となる優勝を決め、2010年にも甲子園に出場しています。
2010年代前半までは埼玉県内の強豪校として県内上位に進出していましたが、2013年のベスト8を最後に夏の大会では上位に進出できていません。
近年低迷している野球部ですが、過去には二度の優勝など強豪校としての実績もあるので今後の復活に期待です。
主な卒業生
プロ入り選手なし
まとめ
いかがでしたでしょうか。
浦和学院と花咲徳栄の2強状態が続いていますね。
特に近年は徳栄の強さが目立ちます。
両校決勝進出時はほぼ取りこぼしなく優勝を決めているので、他校が甲子園を決める機会がなかなかありません。
市川越や上尾など公立勢も上位に来ていますが、2強の壁をなかなか突破できていない現状です。
今後浦学と徳栄を倒す高校が現れるのか注目です。
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