今回は岐阜県における野球部強豪校をランキングにしてまとめてみました。
岐阜高校野球強豪校ランキング
2001年~2019年までの夏の岐阜県大会の成績を基準にランキングを作成しました。
このランキングは、優勝:4点、準優勝:2点、ベスト4:1点、ベスト8:0.5点でスコア化したものです。
岐阜強豪校ランキングトップ10
ランキングトップ10をまとめた表はこちらです。
No | 高校名 | 優勝 | 準優 | 4強 | 8強 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 大垣日大 | 5 | 2 | 2 | 3 | 27.5 |
2 | 県岐阜商 | 4 | 1 | 6 | 3 | 25.5 |
3 | 中京 | 3 | 1 | 5 | 8 | 23 |
4 | 市岐阜商 | 2 | 2 | 4 | 5 | 18.5 |
5 | 土岐商 | 2 | 0 | 3 | 4 | 13 |
6 | 大垣商 | 0 | 3 | 3 | 4 | 11 |
7 | 岐阜城北 | 1 | 1 | 3 | 2 | 10 |
8 | 関商工 | 1 | 1 | 1 | 1 | 7.5 |
9 | 岐阜総合学園 | 0 | 3 | 1 | 0 | 7 |
9 | 美濃加茂 | 0 | 1 | 1 | 8 | 7 |
1位大垣日大
優勝:5回、準優勝:2回、4強:2回、8強:3回
合計値:27.5
1位は大垣日大。2001年以降の優勝回数は5回でした。
夏の県大会決勝には7度進出し5度優勝していますが、敗れた2試合はいずれも中京高校に敗北しています。
県内トップの成績を残している大垣日大ですが、2000年代に入るまで甲子園出場はありませんでした。
しかし、2005年に東邦で監督を務めていた阪口慶三氏が就任したことで全国常連の強豪校へと成長しました。
2007年はセンバツ初出場を決めると決勝まで進出。常葉菊川に1点差で惜しくも敗れますが準優勝を記録しました。
この年夏の甲子園にも出場すると準々決勝でセンバツ決勝で敗れた常葉菊川と再戦。この試合も敗れましたがベスト8入りしました。
また、2014年の選手権では1回戦で藤代と対戦。初回8点を失うも12-10で大逆転勝利を挙げました。
主な卒業生
曽我部直樹、阿知羅拓馬、滝野要、橋本侑樹
2位県立岐阜商
優勝:4回、準優勝:1回、4強:6回、8強:3回
合計値:25.5
2位は県立岐阜商。2001年以降の優勝回数は4回でした。
甲子園では春夏優勝4回、準優勝6回を記録していますが、全て1960年前に残した成績です。
近年では2009年の選手権でベスト4に進出するなど好成績を残していますが、決勝進出はしばらくありません。
2018年より鍛治舎監督が就任。2012年を最後に夏の甲子園出場がありませんが、指導に定評のある鍛治舎監督の立て直しに期待です。
主な卒業生
高木守道、和田一浩、英智、石原慶幸、三上朋也、高橋純平
3位中京
優勝:3回、準優勝:1回、4強:5回、8強:8回
合計値:23
3位は中京(2017年から2019年まで中京学院大中京)。2001年以降の優勝回数は3回でした。
今回のランキングでは3位ですが、2001年以降19年間でベスト8以上に進出した回数17回は県内トップです。
2019年は夏の県大会決勝で大垣日大に勝利し甲子園に進出。
甲子園では優勝候補の東海大相模や作新学院を破り同校初のベスト4に進出しています。
準々決勝の作新学院戦は7回表まで0-3と劣勢でしたが、8回に元選手が逆転満塁ホームランを放ち勝利した試合でした。
主な卒業生
遠藤一彦、松井達徳、諸積兼司、伊藤博康、川越秀隆
4位市立岐阜商
優勝:2回、準優勝:2回、4強:4回、8強:5回
合計値:18.5
4位は市立岐阜商。2001年以降の優勝回数は2回でした。
岐阜商と言えば県立岐阜商のイメージが強いですが、市立岐阜商も県内では強豪校の一校です。
2008年は夏の県大会決勝で大垣南に勝利し通算4回目の甲子園に出場。
甲子園では香川西に4-3で勝利し甲子園初勝利を果たしました。
主な卒業生
藤原保行、中神拓都
5位土岐商
優勝:2回、準優勝:0回、4強:3回、8強:4回
合計値:13
5位は土岐商。2001年以降の優勝回数は2回でした。
2005年に夏の県大会決勝に進出すると、岐阜城北を3-1で破り1977年以来28年ぶりの優勝を決めました。
また、2010年は決勝で前年甲子園ベスト4の県立岐阜商を破り5年ぶりの優勝。
甲子園では八頭に15-2と完勝し、夏の甲子園初勝利を決めました。
主な卒業生
奥村武博、土本恭平、勝野昌慶
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