今回は茨城県における野球部強豪校をランキングにしてまとめてみました。
茨城高校野球強豪校ランキング
2001年~2019年までの夏の茨城県大会の成績を基準にランキングを作成しました。
このランキングは、優勝:4点、準優勝:2点、ベスト4:1点、ベスト8:0.5点でスコア化したものです。
茨城強豪校ランキングトップ10
ランキングトップ10をまとめた表はこちらです。
No | 高校名 | 優勝 | 準優 | 4強 | 8強 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 常総学院 | 10 | 2 | 2 | 3 | 47.5 |
2 | 霞ヶ浦 | 2 | 6 | 3 | 2 | 24 |
3 | 藤代 | 3 | 2 | 1 | 4 | 19 |
4 | 水城 | 1 | 1 | 3 | 4 | 11 |
5 | 下妻二 | 1 | 0 | 2 | 8 | 10 |
5 | 土浦日大 | 2 | 0 | 1 | 2 | 10 |
7 | 水戸商 | 0 | 1 | 5 | 2 | 8 |
8 | 水戸桜ノ牧 | 0 | 2 | 0 | 4 | 6 |
9 | 常磐大高 | 0 | 2 | 1 | 1 | 5.5 |
9 | 明秀日立 | 0 | 1 | 2 | 3 | 5.5 |
1位常総学院
優勝:10回、準優勝:2回、4強:2回、8強:3回
合計値:47.5
1位は常総学院。2010年、2015年を除き全ての大会でベスト8以上に進出しています。
また、2001年以降の優勝回数は10回と2年に1回のペースで優勝しています。
2003年夏の甲子園では決勝戦でダルビッシュ擁する東北高校を破り初優勝を決めました。
他校を圧倒した成績を残している常総学院ですが、夏の大会は2016年を最後に甲子園に進出できていません。
2020年にはベイスターズなどでプレーした島田直也氏が監督に就任。久々の甲子園進出を目指します。
主な卒業生
島田直也、仁志敏久、金子誠、大崎雄太朗、鈴木昭汰
2位霞ヶ浦
優勝:2回、準優勝:6回、4強:3回、8強:2回
合計値:24
2位は霞ヶ浦高校。優勝回数は2回でした。
霞ヶ浦高校は2008年に初の決勝に進出。常総学院を相手に9回2死までリードしていましたが、延長の末サヨナラ負けとあと一歩のところで甲子園を逃しました。
3年後の2011年は藤代と決勝で対戦。9回までリードしていましたが、またもサヨナラ負けで甲子園を逃してしまいました。
2014年まで5度の決勝全てに敗れてきた霞ヶ浦ですが、2015年の決勝で日立一高を破り念願の甲子園進出を決めました。
主な卒業生
上野忠、綾部翔、根本薫、遠藤淳志、鈴木寛人
3位藤代
優勝:3回、準優勝:2回、4強:1回、8強:4回
合計値:19
3位は藤代。甲子園には2005年、2011年、2014年と3度出場しています。
2014年の甲子園では大垣日大と対戦。
初回に一挙8点を奪う猛攻をみせましたが、10-12とまさかの大逆転負けを食らいました。
藤代はこの年を最後に甲子園には進出できていません。
主な卒業生
野口祥順、鈴木健之、井坂亮平、美馬学
4位水城
優勝:1回、準優勝:1回、4強:3回、8強:4回
合計値:11
4位は水城。
優勝と準優勝はそれぞれ1回ですが、4強3回、8強4回と県内では安定した強さをみせています。
甲子園には2010年に初出場。この大会準優勝した東海大相模と対戦し、5-10で敗れました。
主な卒業生
高木孝治
5位下妻二高
優勝:1回、準優勝:0回、4強:2回、8強:8回
合計値:10
5位は下妻二高。
2004年に同校初となる甲子園に進出しました。
下妻二高は2001年以降県内最多8度のベスト8を記録。
上位に進出することが多いですが、準々決勝の壁が高くなかなか勝ち抜くことができていません。
主な卒業生
プロ野球選手なし
5位土浦日大
優勝:2回、準優勝:0回、4強:1回、8強:2回
合計値:10
5位は土浦日大。
土浦日大は2006年、2007年と連続でベスト8に進出すると、2009年にはベスト4と2000年代後半は県内上位の成績を残していました。
一方2010年代は常総や霞ヶ浦、藤代などの強豪校に阻まれ上位に進出することができませんでした。
しかし、2018年は強力打線で常総や霞ヶ浦などの優勝候補を破り32年ぶりに甲子園出場を決めました。
また、2019年も2年連続となる甲子園出場を決めるなど近年では茨城県内でもトップクラスの成績を残しています。
主な卒業生
工藤一彦、羽生田忠克、小山田保裕、神戸拓光
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